中3英語 練習問題 現在完了 継続用法

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練習問題 現在完了 継続用法

ここでは現在完了の継続用法の演習問題を行います。
まずは要点を確認しましょう。

 

<現在完了の継続>

 

形 :have(has) + 過去分詞
意味:(ずっと)〜している
よく使われる単語

  • for(〜の間)
  • since(〜から)
  • How long(どのくらいの間)
  • have been in 〜(〜にずっといる)

 

(否定文)
have(has) not + 過去分詞

 

(疑問文)
Have(Has) 主語 + 過去分詞

 

(答え方)
have(has)を使って答える。

 

ポイントは押えられていますか?
それでは問題を解いていきましょう。

 

次の日本文にあう英文になるようにカッコに適語を入れなさい。

 

(1) 私達は長い間英語を勉強しています。
  We (   )(   ) English for a long time.

 

(2) あなたはいつから東京に住んでいるのですか。
  (   )(   )(   ) you lived in Tokyo?

 

(3) 彼女は今朝から家にいません。
  She (   )(   ) at home (   ) this morning.

解答・解説(1)

それでは答えを確認していきましょう。
まずは1番からです。

 

(1) 私達は長い間英語を勉強しています。
  We (   )(   ) English for a long time.

 

この問題の日本語を分解してみます。

 

「私達は / 長い間 / 英語を / 勉強しています」

 

こうなりますね。
日本語と英語では語順が違いますので、この日本語を英語の順番に並べかえて、英語を当てはめてみましょう。

 

「私達は / 勉強しています / 英語を / 長い間」
「 We   / (   )(   )  / English / for a long time」

 

こうなるのが分かりますか?
ここでは「勉強しています」という部分を英語に直します。

 

ただし日本語だけ見て「現在進行形」だと間違えないで下さいね。
ここでは現在完了を使います。

 

「現在進行形」というのは「まさに今やっていること」を表すときに使ういい方でした。

 

例えば、今テレビを見ている最中の人が「私は今テレビを見ています」といいたいときには「I am watching TV now.」といいます。

 

ではこの文の内容はどうでしょう?

 

「長い間」勉強していますと言っていることから今も続いているけども以前に始まったことが今でも続いていることを表していますね。
このように

 

過去に始まったことが今にも影響している(時間に幅があることを表す)とき”

 

に現在完了を使います。
くり返しますが、この問題では「長い間」といっているので過去に始めたことが今でも続いているということを表しているので、「現在完了を使う」ということになります。

 

 

正解)
「We ( have )( studied ) English for a long time.」
(私達は長い間英語を勉強しています)

解答・解説(2)

(2) あなたはいつから東京に住んでいるのですか。
  (   )(   )(   ) you lived in Tokyo?

 

さて、今度の問題は疑問文です。
この問題でもまずは日本語を分解して、英語のどの部分があてはまるのか自分で分かりますか?

 

ここでも日本語を英語の順番に並べかえて、それぞれの英語を当てはめてみると次のようになります。

 

「 いつから / あなたは住んでいるのですか / 東京に」
「(   )(   ) /    (   ) you lived   / in Tokyo?」

 

どうですか、自分でも分かりましたか?
ここまでが分かればあとは簡単です。

 

最初の「いつから」という語は「どのくらいの間」という意味で考えます、「How long」でした。次の「(   ) you lived」は「あなたは住んでいるのですか」という部分ですから元々は、

 

「あなたは住んでいる」
→「you have lived」

 

これが疑問文に変わると
→「have you lived」
になったわけです。

 

 

正解)
「( How )( long )( have ) you lived in Tokyo?」
(あなたはいつから東京に住んでいるのですか)

解答・解説(3)

(3) 彼女は今朝から家にいません。
  She (   )(   ) at home (   ) this morning.

 

これも同じように考えると分かります。
日本語を切って、英語の順番に並べかえ、英語を当てはめます。

 

「彼女は /    家にいません   / 今朝から」
 She / (   )(   ) at home / (   ) this morning

 

すると「家にいません」と「今朝から」の部分にカッコがついていることが分かります。
分かりやすいのは「今朝から」ではないでしょうか、「〜から」 → 「since」を入れるだけですね。

 

「( since ) this morning」
→「今朝から」

 

ちょっと分かりずらいのが「家にいません」です。
これは次の熟語が頭に入っていないといけません。

 

「家にいる」
→「be at home」

 

家にいるというときには「be動詞」を使います。
でもここでは「今朝からずっといない」ということをいうので“過去から現在に影響する内容を話しているので現在完了の文になります。

 

現在完了の文では「have(has) + 過去分詞」になるので「be動詞」の過去分詞である「been」になります。

 

「(   )( been ) at home」

 

あとはその前のカッコだけですが、現在完了ですからここには当然haveかhasが入ります。
今は主語が「She」で三人称単数なので「has」が入ることになります。

 

 

正解)
「She ( has )( been ) at home ( since ) this morning.」
(彼女は今朝から家にいません)

 

今回はここまでです。
今回は穴うめ問題でしたが、この考え方は英作文を作る時と同じです。
英作文に慣れていれば穴埋め問題や並べかえ問題はぜんぜん余裕になりますからね。




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