練習問題 不定詞(疑問詞 + to)
次の日本文に合う英文を作りなさい。
(1) あなたはどこに行ったらよいのか分かりますか。
(2) いつ出発したらよいのか教えてください。
(3) 私はどのバスに乗ればよいのか分かりません。
解答・解説(1)
さてそれでは考えていきましょう。
今回のポイントは「疑問詞 + 不定詞」ですが、英作文の作り方はふだん説明していることと何も変わりませんからね。
(1) あなたはどこに行ったらよいのか分かりますか。
英作文の考え方はいつものようにまずはカタマリごとに切っていきます。
「あなたは / どこに行ったらよいのか / 分かりますか」
↓
ここでは3つに切れていますが、このうち「あなたは」と「分かりますか」という部分は一つにして考えるとよりシンプルになります。
- 「あなたは・・・分かりますか」
- 「どこに行ったらよいのか」
この中の「どこに行ったらよいのか」という部分が今回のポイントになっています。
↓
「あなたは分かりますか」 → 「do you know?」
「どこに行ったらよいのか」 → 「where to go」
↓
「where to go」は「do you know」の後ろにきます。
これは「where to go(どこに行ったらいいのか)」が「know」の後ろにきて、「何を知っているのか」を説明しているからです。
このように「〜を」という内容を表す語のことを「目的語」といいます。
↓
「Do you know where to go ?」
正解)
「Do you know where to go ?」
(あなたはどこに行ったらよいのか分かりますか)
解答・解説(2)
(2) いつ出発したらよいのか教えてください。
1番の問題はできましたか?
結構簡単ではないですか?
今回の問題はこのパターンで簡単に作れますのでどんどんいってみましょう。
「いつ出発したらよいのか / 教えてください」
↓
「いつ出発したらよいのか」 → 「when to start」
「教えてください」 → 「please tell me」
↓
ここでも1番と同じように「when to start」は目的語になるので「Please tell me」の後ろに入れてます。
↓
「Please tell me when to start.」
正解)
「Please tell me when to start.」
(いつ出発したらいいのか教えてください)
解答・解説(3)
(3) 私はどのバスに乗ればよいのか分かりません。
どうですか、分かってきましたね?
それでは次の問題にうつります。
「私は / どのバスに乗ればよいのか / 分かりません」
↓
「私は分かりません」 → 「I don't know」
「どのバスに乗ればいいのか」 → 「which bus to take」
ここで一つ注意があります。
「疑問詞 + 不定詞」という練習をしていますが一つ知っておいてもらいたいことがあります。
ここで出てきた「which」や「what」「whose」は後ろに“名詞”を続けて一つのセットとして使うことができます。
次の例を見て下さい。
例)
「どのバスに乗ればいいのか」 → 「which bus to take」
「何の本を読んだらいいのか」 → 「what book to read」
「誰のペンを使ったらいいのか」 → 「whose pen to use」
このことを頭に入れて次のような文を作ることができますね。
↓
「I don't know which bus to take.」
正解)
「I don't know which bus to take.」
(私はどのバスに乗ればいいのか分かりません)