中学英語 高校入試対策の練習問題 可算名詞と不可算名詞 part2
ここのページは高校入試対策 part1の続きになります。
次の日本文にあう英文になるようにカッコ内に適語を入れて文を完成させなさい。
1. 彼はたくさんの情報を手に入れられます。
He can get ( ) information.
2. 彼はいくらかの情報を持っています。
He has ( ) infomation.
解答・解説(1)
1. 彼はたくさんの情報を手に入れられます。
He can get ( ) information.
この問題も似たようなもので、やはり「たくさんの」という意味の語を入れさせる問題です。
ただしここでは後ろに「information」(情報)という語がきていますが、この「information」という語は「数えられない名詞」になります。
数えられない名詞が「たくさん」というときには「much」を使います。ですからここでは「much」が正解になります。
ちなみにここでは単語の数が1語と指定されていますが、それがなければ「a lot of」や「lots of」でも正解になります。
これらは「数えられる名詞」でも「数えられない名詞」でもどちらでも使えるからです。
このことも覚えておくと便利です。
もしも自分で文を作るときに、後ろにある単語が「数えられる名詞」か「数えられない名詞」か判断がつかないときには「a lot of」や「lots of」を使っておけば間違いないからです。
<「たくさんの」という言い方>
数えられる名詞の場合 → many
数えられない名詞の場合 → much
どちらでも使える → a lot of (lots of)
↑
迷ったらこれ!
正解)
「He can get ( much ) information.」
(彼はたくさんの情報を手に入れられます)
解答・解説(2)
2. 彼はいくらかの情報を持っています。
He has ( ) infomation.
次の問題です。
今度の問題は「いくらかの」という意味の語を入れる問題になっています。この「いくらかの」というのはみなさんがよく知っている「いくつかの」という意味の「some」です。
ですからここでは正解は「some」になるのですが、もう少し話を膨らませましょう。
この「some」は疑問文や否定文では基本的に「any」に変わりましたね。
<someとanyを使った例文>
肯定文:「He has some pencils.」
(彼は何本かの鉛筆を持っています)
疑問文:「Does he have any pencils?」
(彼は何本かの鉛筆を持っていますか)
否定文:「He doesn't have any pencils.」
(彼は一本も鉛筆を持っていません)
ここで気をつけたいのが否定文のとき、つまり「not any」となったときには「一つも〜ない」という訳し方になることでした。覚えていましたか?
また、この「some」や「any」は後ろにくる語が数えられる名詞でも数えられない名詞でも“どちらでも使える”ということです。
<some と any の注意点>
1.否定文で「not any」となると「一つも〜ない」という意味になる。
2.some と any は数えられる名詞、数えられない名詞のどちらでも使える。
例)
「I have some pencils.」
(私は何本かの鉛筆を持っています)
※この場合は「pencils」と「pencil」にsがついていることからも分かりますが数えられる名詞です。
「I want to drink some water.」
(私は水をいくらか飲みたい)
※ここで使われている「water」は数えられない名詞ですがsomeをそのまま使っています。
ここではsomeの例しか挙げていませんが、anyでも同じことが言えて「some」と「any」は後ろが数えられる名詞でも数えられない名詞でも、どちらでも使えますので覚えておいてください。
正解)
「He has ( some ) infomation.」
(彼はいくらかの情報を持っています)