中3英語 文法 関係代名詞の訳し方

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関係代名詞の文の訳し方

ここのページは関係代名詞とはの続きになります。

 

それでは関係代名詞を含んだ文の訳し方を考えてみましょう。

 

「I have a friend who is a teacher.」
(私は先生をしている友達がいます)

 

このように訳していましたが、どうやって考えているかというと、

 

「I have a friend / who is a teacher.」

 

関係代名詞の前で文を分けて、そこまでの意味を考えます。
すると

 

    ↓

 

「I have a friend」
(私は友達がいます)

 

という意味になりますね。
次にその後ろの部分になりますが、ここで関係代名詞の「who」が出てきます。

 

関係代名詞の「who」自体に特別な訳し方はありません。
関係代名詞の後ろにある「is a teacher」という部分が前にある「friend」の説明をしているので、

 

「I have a friend」  + 「who is a teacher」
(私は友達がいます) +  (先生です)

 

           ↓

 

「私は先生をしている友達がいます」

 

このように考えます。
ここでもう一度確認しますがは関係代名詞自身には特別な意味はありません。

 

関係代名詞を見つけたら、
その後ろにある部分が、
関係代名詞の直前にある語(これを先行詞といいます)を、
後ろから修飾(解説を加える)しているという
“合図”だと思ってください。

 

文字にすると分かりずらいですが、他の例文でもう少し確認していきましょう。

関係代名詞を含んだ例文

例文)

 

1.This is a car which was made in Japan.
2.These are the CDs which I bought yesterday.
3.The woman who is reading a book is my sister.

 

この3つの例文で確認して今回は終わりにします。

関係代名詞の例文 その1

1.「This is a car which was made in Japan.」

 

この中の「which」が関係代名詞です。
関係代名詞は疑問詞でも使われるものが多いのです。

 

では先ほどと同じように考えていきましょう。まずは関係代名詞の前までを確認します。

 

「This is a car」ですから「これは車です」となりますね。

 

後ろに「which」という関係代名詞があります。
「which」の後ろの「was made in Japan」(日本で作られた → 日本製)が、
前にあった「a car」という先行詞を
後ろから修飾しています。

 

つまり、

 

「This is a car」     → 「これは車です」
「was made in Japan」 → 「日本製の」

 

   ↓

 

「This is a car which was made in Japan.」
(これは日本製の車です)

 

 

This is a car which was made in Japan.」
これは日本製の車です

 

※「日本で作られた車です」といっても間違いではないです。
  しかしテストでは「日本製の車」という言い方で出題されることが多いです。
  この言い方に慣れましょう。

関係代名詞の例文 その2

2.These are the CDs which I bought yesterday.

 

これも同じように考えます。

 

 

「These are the CDs」 → 「これらはCDです」

 

の「CD」はどんなCDなのか後ろから「I bought yesterday」が修飾しています。

 

 

「I bought yesterday」 → 「私が昨日買いました」

 

    ↓

 

「These are the CDs which I bought yesterday.」
(これらは私が昨日買ったCDです)

 

 

These are the CDs which I bought yesterday.
これらは私が昨日買ったCDです

関係代名詞の例文 その3

3.The woman who is reading a book is my sister.

 

さて今度の文ですが、これまでの形と少し違っています。
「who」が関係代名詞ということは変わりないのですが、関係代名詞の前には「the woman」しかないですね。

 

この「The woman」という語が先行詞、つまり後ろから修飾される語になります。

 

ではどこからどこまでがこの先行詞を修飾しているのでしょうか?

 

 

「どこからどこまでって、全部じゃないの?」

 

 

そう思っても仕方がありませんね。ここまで説明してきた文は全てそのようになっていたのですから。

 

しかし、この文はちょっと違っています。
関係代名詞の「who」の後ろの「is」から「book」までが
前にある「The woman」を後ろから修飾しています。

 

この文は次のような構造になっています。

 

The woman who is reading a book / is / my sister.」
               ↑         ↑
              主語        動詞

 

 

分かりますか?

 

この文は文の「主語」の中に関係代名詞が入っていて、長い主語になっているのがこれまでのパターンと違うところです。

 

このようなパターンになるときというのは文の特徴は、

 

「関係代名詞の前に先行詞しかない」

 

このようなときに起こります。
最初は何のことか違いが分からないと思います。

 

今後問題をたくさん解いていくとその違いが見えてきますので、まだ関係代名詞を習いたてのときにはアレコレと言わないようにします。

 

ではこの文の意味を確認しましょう。

 

「The woman who is reading a book」
→「本を読んでいるその女性は」

 

※文の主語にあたる部分なので「〜は」と訳します。

 

 

「is my sister」 → 「私の姉妹です」

 

    ↓

 

「The woman who is reading a book is my sister.」
(本を読んでいるその女性は私の姉妹です)

 

 

The woman who is reading a book is my sister.
本を読んでいるその女性は私の姉妹です




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