練習問題 形式主語を使う不定詞(It for to) part1
これまでにも不定詞を使った文は勉強してきましたが、今回の形式主語というのはいわゆる「訳さないit」というものを主語にして作った文になります。
簡単にポイントを確認しておきましょう。
<ポイント>
形 :It is 〜 (for + 人) to ・・・
意味:(人にとって)・・・することは〜です
例)
To read this book is interesting for me.
=It is interesting for me to read this book.
(私にとってこの本を読むことは面白いです)
※文の内容によっては誰かの限定ではない場合「for + 人」は入りません。
次の文をItを使った文に書きかえなさい。
(1) To play the video games is fun for me.
(2) To get up early is good.
解答・解説(1)
さてそれでは考えていきましょう。
今回の内容はある程度機械的に考えてとくことができますので、そのパターンに早く慣れてください。
(1) To play the video games is fun for me.
まずは意味の確認をしましょう。この文は次のように切ってみると分かりやすくなります。
「To play the video games / is fun / for me.」
↓
「ビデオゲームをすることは / 楽しいです / 私にとって」
↓
「ビデオゲームをすることは私にとって楽しいです」
このような意味になります。
そしてこの文を形式主語の「It」を使って書きかえる場合は次のように考えてください。
↓
「To play the video games / is fun for me.」
※be動詞の前までが文の主語なのでそこで切ります。
↓
「It is fun for me / to play the video games.」
※上で2つに切った後半部分「is fun for me」の前に「It」をつけて、その後ろに前半部分の「to ・・・」を続けます。
「To play the video games / is fun for me.」
=「It is fun for me / to play the video games.」
文の書きかえ方法は分かりましたか?
正解)
「It is fun for me to play the video games.」
(私にとってビデオゲームをすることは楽しいです)
解答・解説(2)
(2) To get up early is good.
同じように考えていけば簡単にとけます。
「To get up early / is good.」
↓
「It is good / to get up early.」
正解)
「It is good to get up early.」
(早起き《早く起きること》はよいです)
このように機械的に考えて書きかえることができます。
まずはこのパターンをマスターしてしまいましょう。