関係代名詞の練習問題 長い主語になる場合の文の作り方 part2
ここのページは関係代名詞の練習問題 長い主語になる文の作り方 part1の続きになります。
次の日本文を関係代名詞を使って英語にしなさい。
1. 彼が演奏した音楽はすてきだった。(play, nice)
2. 私達が去年見た船は大きかった。(ship)
解答・解説(1)
1. 彼が演奏した音楽はすてきだった。 (play, nice)
それではこの問題も前回の関係代名詞の練習問題 長い主語になる文の作り方 part1と同じように考えて解いていきます。
「彼が演奏した音楽はすてきだった」
↓ 文を区切ると
「彼が演奏した音楽は / すてきだった」
↓ 英語になおすと
「彼が演奏した音楽は」 → 「the music which(that) he played」
「すてきでした」 → 「was nice」
「彼が演奏した」 という部分がどんな 「音楽」 なのか説明しています。
しかも英語では最初に 「音楽」 と言って、その後ろから 「彼が演奏した」 のように言います。日本語と順番が逆になります。
そして使う関係代名詞はここでも「which」または「that」になるので 「the music which he played」 となります。
↓ つなげると
「The music which(that) he played was nice.」
ちなみにbe動詞のwasについてここでもひとこと。
前回の問題では「picture」が単数形だから「was」になったけども、複数形の場合には「were」になるといいました。
この問題ではどうでしょう?
ここでは「music」です。
この「music」という単語は不可算名詞といって、数えられない名詞となります。
そして数えられない名詞の場合には常に「単数扱い」になるので「were」になることはありませんので注意してください。
正解)
「The music which(that) he played was nice.」
(彼が演奏した音楽はすてきだった)
解答・解説(2)
どうですか、少しずつ分かってきませんか?
ではもう一つといてみましょう。
2. 私達が去年見た船は大きかった。 (ship)
「私達が去年見た船は大きかった」
↓ 日本語を区切ると
「私達が去年見た船は / 大きかった」
↓ 英語になおすと
「私達が去年見た船は」 → 「the ship which(that) we saw last year」
「大きかった」 → 「was big (large)」
「私達が去年見た船」は 「私達が去年見た」 がどんな 「船」 なのか説明しています。
「私達が去年見た」は 「we saw last year」、「船」は 「ship」です。
使う関係代名詞は 「which(that)」 なので 「the ship which(that) we saw」 となります。
↓
「The ship which(that) we saw last year was big(large).」
このようになります。
ちなみにまたまたbe動詞のことですが、ここでは「ship」が先行詞です。
この単語は普通に複数形も作れる「可算名詞」(数えられる名詞)となりますので、もしも「ships」のように複数形になっていた場合は「were」となります。
正解)
「The ship which(that) we saw was big (large).」
(私達が去年見た船は大きかった)