関係代名詞の練習問題 長い主語になる場合の文の作り方 part1
ここでは関係代名詞の長い主語になる場合の練習問題をしていきます。
関係代名詞 長い主語になる分の作り方(文法) part1
関係代名詞 長い主語になる分の作り方(文法) part2
を参考にしてみてください。
次の日本文を関係代名詞を使って英語にしなさい。
「私が昨日買った絵は高かった」 (expensive)
解答・解説
それでは問題を解いていきましょう。
英作文のパターンなので難しいかもしれませんが、考え方を理解すればそれほどでもありませんので、頑張って考えてみましょう。
「私が昨日買った絵は高かった」 (expensive)
関係代名詞を使う文では必ず「修飾される語(先行詞)」と「修飾する部分」に分けられます。
そして先行詞は名詞になります。このあたりをまずは意識して「どこがどこを修飾しているのか」を考えていきます。
「私が昨日買った絵は高かった」
この問題の場合は「私が昨日買った」が「絵」を修飾しています。後ろからどんな絵なのか説明していますね。まずはこの「私が買った絵は」という部分を英語にしてみましょう。
「私が昨日買った / 絵は」
↓ 英語では逆になりますから
「絵 / 私が昨日買った」
↓ 英単語に変えると
「the picture / I bought yesterday」
このようになり、上のスラッシュ「/」の部分に関係代名詞が入ります。
ここでは後ろに「I bought」と「主語+動詞」となっていることから“目的格”と分かり、先行詞は「picture」で“人以外”なので、『which』または『that』と分かります。
前にもお話しましたが、関係代名詞のthatというのはwhose以外のところに使える関係代名詞なのでここでも使えるということです。
そうなると「私が昨日買った絵は」という部分は、
「the picture which(that) I bought yesterday」
となります。ここまではいいですか?
そしてここまでが出来上がればあとは簡単です。
「高かった」という部分ですが、これは「高いでした」と考えれば
「高い」 → 「expensive」
「〜でした」 → 「be動詞の過去形」 → 「ここでは単数の過去だから」 → 「was」
よってここまでをまとめると次のように考えていけばよいことになります。
「私が昨日買った絵は高かった」
↓ まずは日本語を区切る。
「私が昨日買った絵は / 高かった」
↓ 英語に当てはめてみる。
「The picture which(that) I bought yesterday / was expensive.」
↓ 完成
「The picture which(that) I bought yesterday was expensive.」
どうでしょうか、難しいですよね?
でもこれも練習をくり返せば必ず自分でもできるようになります。
「無理」と思わずに続けて練習をしていきましょう。必ずできるようになりますから。
ちなみにbe動詞のwasですが、ここでは「絵」が単数形なのでwasとしています。
もしも「pictures」と複数形になったら「were」になりますので覚えておいて下さい。
正解)
「The picture which(that) I bought yesterday was expensive.」
(私が昨日買った絵は高かった)
関係代名詞 長い主語になる文の作り方 part2に続きます。