中学英語 高校入試対策の練習問題 比較 part3
次の文が意味の通る文になるようにカッコの中の単語を並べかえて完成させなさい。
1. (ア is イ as useful ウ this book エ that オ as) one?
2. English (ア French イ me ウ for エ than オ easierカ is).
3. She (ア best イ yellow ウ of エ the オ likes) all colors.
解答・解説(1)
それでは解説をしていきましょう。
1. (ア is イ as useful ウ this book エ that オ as) one?
今回の問題には日本語訳がありません、そこが少し難しいところです。このようなときは与えられた単語から文の意味を予測していくことが大切です。
そのときにつながりそうな単語をどんどんつなげて考えていくと答えが見えてきます。
この問題の場合、「as useful」と「as」が目につきますね。このことから「as useful as」で「同じくらい役に立つ」という意味が見えてきます。
また文の最後には「?」があることも見落とさないようにしましょう、疑問文です。「同じくらい役に立ちますか」となります。
そして「is」というbe動詞もあるので疑問文にするときには語順を変えてあげる必要があります。
それから「This book」と文の最後に「one」とあり、カッコ内には「that」があることから、「this book」「that one」というセットにすることも分かります。
「this book」が「この本」、「that one」が「あの本」となります。
ここまでで文全体の意味が見えました。
「この本」「あの本」
「同じくらい役に立つ」
「疑問文」
↓
「この本はあの本と同じくらい役に立ちますか」
こうなればよいのですね。
言葉にして書くと長いですが、慣れれば、これを頭の中で数秒で考えられるようになります。あとは上の単語を並べかえて文を完成させるだけです。
「この本はあの本と同じくらい役に立ちますか」
↓ 肯定文(役に立ちます)として考えると
「This book is as useful as that one.」
↓ 疑問文にするためにisを前に出すと
「Is this book as useful as that one?」
こうなります。
記号でいうと、「イ、ウ、ア、オ、エ」ですね。
正解)
「Is this book as useful as that one?」
(この本はあの本と同じくらい役に立ちますか)
→「イ、ウ、ア、オ、エ」
解答・解説(2)
2. English (ア French イ me ウ for エ than オ easier カ is).
この問題も同じように考えていきましょう。
最初に「English」とあるので「英語は」という文の始まりになります。
次に注目してもらいたいのが「than」です。
「〜よりも」という意味なので、「英語」と何かを比べるのですね。ここでは「French(フランス語)」と比べて「フランス語よりも」としたいのでしょう。
そして「than」といったら「〜er」ですが、「easier(簡単な)」があります。ここまでで文の意味が見えてきました。
「英語はフランス語よりも簡単です」
こんな感じになると考えられます、すると、
「English is easier」
「than French」
が決まりますね。あと残っている単語は「me」と「for」ですが、これは「for me(私にとって)」ですから、
「英語は私にとってフランス語より簡単です」
という意味の文にすることが分かりました。
答えは、
「English is easier than French for me.」
文の最後がピリオドになっていることもきちんと確認してくださいね。
1番のようにクエスチョンマークだった場合には「Is English 〜」としないといけないので、ここまでできて×になってしまいますから。
正解)
「English is easier than French for me.」
(英語は私にとってフランス語より簡単です)
→「カ、オ、エ、ア、ウ、イ」
解答・解説(3)
3. She (ア best イ yellow ウ of エ the オ likes) all colors.
最後の問題です。
最初に「She」があります。これは主語になりますからその後ろには「動詞」が必要になります。すると「likes」という単語があります。
主語が「She」で三人称単数ですが、「likes」と三単現のsもついていますね。こういったところも気をつけて確認してください。
余談ですが、与えられた単語の中にいくつか動詞があるような場合、「三単現のsがついた動詞」と「動詞の原形」の二つが入っていることがあります。
このようなときには、主語が三人称単数の場合だったら三単現のsがついている方が文全体の動詞になると判断できますので、そのような判断の仕方も一つ頭に入れておきましょう。
では話を戻して、「She likes(彼女は好きです)」というつながりが一つ見えました。
次に「best」と「the」で「the best(一番)」。
残りは「yellow」と「of」ですが、「of」は後ろの「all colors」とつながって「of all colors(全ての色の中で)」となることが分かります。
「yellow」は好きな色が「yellow」ということだと考えて「She likes yellow」とすれば次のようにまとまります。
「She likes yellow」
「the best」
「of (all collors)」
↓
「She likes yellow the best of all colors.」
(彼女は全ての色の中で一番黄色が好きです)
↓
「オ、イ、エ、ア、ウ」
このようになります。
正解)
「She likes yellow the best of all colors.」
(彼女は全ての色の中で一番黄色が好きです)
→「オ、イ、エ、ア、ウ」